今年も大盛り上がり!熊大を盛り上げる紫熊祭、少し覗いてみませんか?

学生・課外活動

この記事は学生広報スタッフが担当しました!

インタビュー担当

担当:学生広報スタッフ 南佑月、山口純加、麻生みのり、栗原咲、山口真琴

熊大が1年で1番盛り上がる3日間が今年もやってきました!
紫熊祭です!今年は11/1~11/3の3日間で行われました。中学・高校生のみなさんの中には、大学の学祭に足を運んだことがない人も多いと思います。多くの部活・サークルが出店し、外部との関わりも増えるため、中高の文化祭と比べると規模が大きくなります。そこで今回は、皆さんに熊大の学祭「紫熊祭」の雰囲気を味わってもらおうと、私たち学生広報スタッフがいくつかの部活・サークルのお店や展示を取材してきました!

映画研究部

映画研究部はどのような活動をしていますか?

映画研究部は Cinelab.(シネラボ)と Qbrick(キューブリック)の2つのグループに分かれています。Cinelab.は週に一回サブスクやDVDで映画を鑑賞し、月に一度映画館に足を運びます。映画の感想を共有したり、合宿をして映画の聖地に赴いたりもしています。Qbrickは映画を制作しており、企画から脚本、監督、演技、編集まで全て自分たちで完結させています。撮影した作品はYouTubeにアップロードし、紫態祭でも上映します。昨年から学生映画祭を企画し、Denkikan(熊本の映画館)で上映する他、プロの監督に自分たちの作品を観ていただく機会をつくるなど精力的に活動しています。今年は行定勲監督をお呼びしました。

屋台で何を販売していますか?

伝統のフランクフルトとホットドッグに加え、今年は焼き鳥とソフトドリンクを販売しました。昨年は牛串、一昨年は照り焼きチキン丼をやりました。焼き鳥の枠は毎年、やりたいものをやるという形式をとっています。

装飾のこだわりはありますか?

今年のテーマは『ジュラシックパーク』です。部員が一から制作した看板が注目ポイントです。フードメニューにもこだわり、『目でも楽しんでもらうこと』を意識しました。

開催までに苦労したことはありますか?

『できるだけ安く販売したい』という幹部と『クオリティの高いものを提供したい』という部員のせめぎ合いでした。予算内で質の高いものを作り上げることに力をいれるあまり、看板の完成が準備日に間に合わないというトラブルもありました。

紫熊祭当日を迎えてどのような心境ですか?

お客さまが看板に反応を示してくださっている姿を目にして、やりがいを感じました。「装飾こだわっていますね」と声を掛けられると、映画研究部らしさを出して、周りの屋台と差別化できているんだという嬉しさもあります。


〇映画研究部へのインタビュー動画
https://youtube.com/shorts/tMgCN9uT0hI?si=F3JHZWmMhIhi88vm

探検部

普段はどのような活動をしていますか?

メインは登山で、他にも岩を登るクライミングや、洞窟を探検するケービング、夏には川下りにラフティング等を行っています。熊本にはラフティングができる球磨川がありますからね!

探検部さんは毎年屋台で串焼きを販売されていますよね。こだわりなどはありますか?

伝統の串焼きですが、毎年探検部らしくジビエを取り入れるようにしています。
昨年が猪、一昨年が鹿でした。今年は鴨と牛タンを新しく加え、鶏モモ、鴨、牛タンの3種類で勝負しています。炭火で焼いているため、美味しいこと間違いなしです!
また、看板は毎年新しく描いています。今年も部員が力を合わせてかわいいものを仕上げてくれました。

開催までに苦労したことはありますか?

仕入れで大量にお肉を注文するため、保存用の冷凍庫を探すのが大変でした。とにかく連絡網を回して、部員個人の冷凍庫を借りました。

紫熊祭当日を迎えてどのような心境ですか?

昨年も訪れてくれた人が今年も来てくれているのを見て嬉しくなりました。他にも親御さんや、友人、さまざまな方が串焼きを買いに来て、探検部を応援してくれることが励みになります!


〇探検部の部活動紹介動画
https://youtube.com/shorts/FsFYMWz-VJ8?si=EwfQsLpiVUas4itI

美術部

普段どんな活動をされているんですか?

基本的に、各部員が自分の描きたい絵を描いています。時々、地域のボランティアにも参加していて、菊池市にある亀の甲温泉で壁画を描いたこともあるんです!

紫熊祭のテーマ、苦労したことを教えてください!

和をテーマに、作品を展示しています。販売も行っていて、ポストカード、カレンダー、それに加えて、去年には無かったステッカーも新しく販売しています。
やはり、絵を完成させるには時間かがかかります。それと同時進行で、テーマである「和」を連想させるような装飾を行ったり、販売しているカレンダーの作成を行ったりするのが大変でした。

紫熊祭を迎え、実際にお客さんの顔を見てどんな心境ですか?

お客さんから絵やカレンダーの感想を直接いただけるのがとても嬉しいです。お客さんと作品を作った部員が直接関わる機会になっています。中には、ポストカードに部員のサインが欲しいと言ってくださる方もいらっしゃって、驚きました!


〇美術部へのインタビュー動画
https://youtube.com/shorts/i0AQSe5_Now?si=CQq1KpBENJaAD2vT

文芸部

出店では何を販売しているのか教えてください!

文芸部では馬肉を使った味噌汁、『馬汁(ばじる)』をメインに販売しています。また、部員が書いた作品を収録した部誌や、手作りのブックマーカーも扱っています。

馬汁、なかなか聞かないメニューですね…!こだわりの品なんですか?

はい!馬汁は私たち文芸部の中で代々受け継いできたメニューで、何年も前から紫熊祭で販売しているこだわりのメニューなんです。今年も先輩方からご指導をいただきながら、何度も味を確認して、最良のものを作っています。今年の紫熊祭は肌寒い気候の中での開催なので、温かい馬汁を飲んで温まってもらえたらと思っています。

紫熊祭を迎えるまでに大変だったことはありますか?

馬汁はこだわって作っている分、仕込みがかなり大変です。加えて今年は直前に、必要なものが足りていないことが発覚したので、その準備も少し大変でしたね。

大変な準備を経て紫熊祭を迎えていらっしゃるんですね…今のお気持ちはどうですか?

部員みんなで頑張って準備をしてきたので、その結果を売上として残していきたいというのが正直な気持ちです。今日は昨日の売上を更新したいですし、明日は今日の売上を更新したいです。(取材日は2日目)この紫熊祭での売上が来年の活動費にも繋がっていくので、できるだけ良い売上を出して、来年この部を引っ張っていく後輩たちに託したいと思っています。

普段はどのような活動をしているんですか?

私たちは月曜日と金曜日の週2回活動していて、詩や短歌、小説などを個人で創作して評価し合っています。書いた作品は文芸部誌にも収録しています。文学作品を扱うフリーマーケットなどにも出店して、部誌の販売をしています。年に4回部誌を出していくことがひとつの目標なんです。

これからの活動の目標はありますか?

今までは少人数で活動していたんですが、ありがたいことに徐々に部員が増えてきて活動の幅が増えてきたので、今まではできなかったことにも沢山挑戦していきたいと思っています。そしてこれからは他大学の文芸部との交流も増やすことで、色々な学びを得ていきたいです。

邦楽部

普段どのような活動をしていますか?

部内・部外で行われる演奏会に向けて、日々練習に取り組んでいます。先生のご指導を受けながら基礎からしっかりと練習を積み重ね、一人ひとりが自分の課題と向き合いながら、よりよい演奏ができるように部員みんなで励んでいます。

今回の紫熊祭では何を販売しましたか?

今年の出店では、わらびもちと、お団子を販売しました。普段和楽器を演奏しているので日本の和菓子を出そうと決めて、準備しました。わらびもちは、紫熊祭の 2 週間前から試作を始めて、本当にたくさんの味を試しています。どうしたら一番美味しくなるか、みんなで何度も意見を出し合って完成させました。お団子は今までのぜんざいに変わって、初めての販売でして、味だけでなく見た目もこだわりました。

紫熊祭の準備で大変だったことは何ですか?

テントや商品まわりの装飾づくりです。お店の世界観を表現するために、細かい部分までこだわって装飾をつくったので、その準備が一番大変でした。でも、その分お客さんに喜んでもらえたので嬉しかったですね。また、今回メインステージでの演奏もあったので、出店と練習の両立に苦労しました。普段、尺八と箏は分かれて練習しているので、合わせて演奏するのが難しかったです。

今後の目標は何ですか?

12 月 14 日に定期演奏会を開催する予定なので、成功させることが直近の目標です。文化祭の準備や本番を通じて、仲間と協力する大切さや、自分の課題も改めて感じました。今回得た学びを生かして、よりレベルの高い演奏ができるよう練習をし、当日聴いてくださる方に楽しんでもらえる演奏会にしたいと思っています。

Lion

普段はどのような活動をしていますか?

サークル員がそれぞれ持ち寄ったボードゲームで遊んでいます。10 分や 15 分で終わるボードゲームをすることもありますが、数時間かかるようなものをすることもあります。ボードゲームとは別に TRPG と呼ばれるものをオンラインで通話しながらすることもあります。TRPG は時間がかかる(短いものでも2時間程度)ので平日の活動で行うには厳しく、土日や長期休みに行うことが多いですね。

今回の紫熊祭ではどのような出展をしていますか?

メインとしては、ボードゲーム体験会を開催しております。サークルや個人で所有しているボードゲームを来場してくださった皆様に遊んでもらっています。他にも、予約制で人狼ゲームや謎解きも行っています。謎解きは部員が問題作成から、小道具の準備まで全て行っています。嬉しいことに予約がたくさん入っていて、多くの人に楽しんでいただけました。

紫熊祭の準備の中で大変だったことは何ですか?

やはり、謎解きの準備ですね。謎解きを考えたことは今までになく、長い時間考えれば思いつくものではないので問題作成が難しかったです。去年とても人気だったので今年も準備しました。去年は難しすぎるとの声があったので、今回は小学生でも解けるが大人も悩む問題を作成することを目標に頑張りました。

今後の目標は何ですか?

ボードゲームや TRPG を多くの人に知ってもらいたいです。時間がかかるし、遊んでくれる人がいないからと諦める人が多いなと感じています。しかし、実際やってみるとルールはそこまで複雑ではないし、このサークルに入って興味がある人がたくさんいるなと感じました。何度同じボードゲームをやっても楽しいですし、サークル員がいなければ活動できないので魅力を広めていきたいと思っています。


今回は6つのみの紹介でしたが、実際にはまだまだたくさんのお店が並んでいます。音楽系サークルのバンド演奏や、小動物と触れ合えるプチ動物園、さらに今年はお笑い芸人のステージもありました!熊大を目指す学生さんや紫熊祭に足を運んでみたい!という方、来年熊大でお待ちしております!


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