この記事は学生広報スタッフが担当しました!
こんにちは!学生広報スタッフの山口、栗原、堺です。「熊大タイムズ」では、熊本大学の学生や研究、熊本の魅力をお伝えする記事を掲載しています。今回は、「熊大タイムズ」の中でも、学生広報ライター班による記事ができるまでの流れをご紹介します!
学生広報は、ライター班、SNS班、YouTube班の3つの班に分かれて活動しています。SNS班はInstagramをはじめとしたSNSを使っての活動、YouTube班はVlog動画やインタビュー動画などを撮影・編集し、アップロードすることによる活動を行っています。ライター班は、主に『熊大タイムズ』というWeb上のブログに載せる記事を書くという活動をしています。今回は、私が所属しているライター班について説明します!
ライター班の班会議は1週間に1回ほど行われます。パソコン、筆記用具などを持って、文法棟1階にあるミーティングルームに集まります。 ライター班には1年生から4年生まで所属しているため、班会議は同学年だけでなく先輩や後輩と話ができる機会でもあります。 班会議で行うことは、原稿の進捗状況の報告や次回の記事の企画、取材日程の打ち合わせなどです。それぞれ割り振られた担当の記事があるため、先輩後輩に関わらず同じ記事を担当するスタッフと協力して仲良く作成しています!
また、班会議で話し合ったことは議事録を取り、スタッフ全員と共有します。議事録を取ることで、後に活動内容や原稿の進捗状況を振り返ったり、班会議を欠席したスタッフと共有することに役立てたりしています。
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ここからはテーマ決めについて紹介します!テーマ決めは記事を作成するスタート地点であり、記事の方向性を決めるものであるためとても重要です。記事作成の根幹となるテーマですが、どのように決めているのか想像しにくいのではないでしょうか。そこで、記事作成に関わるライター班の学生広報スタッフはどのようにテーマ決めをしているのか詳しく紹介します!
記事のテーマは、様々なきっかけから決まります。広報戦略室から依頼を受けて取り上げることもあれば、自分たちで自由にアイデアを出し合い企画することもあります。自分たちでテーマを決める際は、先輩も後輩も活発にアイデアを出し合ったり、意見交換をしたりしています。さらに、新入生の入学やテスト期間など、季節や学校のイベントに合わせてテーマを選ぶことも多いです。
取材内容は、テーマ決め同様、企画によって様々です。学生広報スタッフの企画では、大学の先生や施設、サークルなどを紹介することが多くあります。意外と知られていない熊本大学での研究や大学内の施設などを学生目線で取材しています。さらに、学外で取材をすることもあるんです!例えば、熊本大学の卒業生や熊本県独自の施設に取材に行ったりすることもあります。熊本大学の魅力が広まるような記事を書きたいという思いで活動しています!
質問内容は、班会議で話し合いながら考えており、取材先によって様々です。大学内での取材であれば、熊大生や熊大への入学を考えている高校生などに知ってほしい内容を考えます。また、学外であれば、学生広報スタッフ以外の団体がインタビュー記事を掲載している場合があるため、まだ他では知られていないことに注目して取材することを意識しています。
取材内容を準備する段階では、学生広報スタッフによって視点が違ったり、焦点をおきたい部分がかなり変わったりしますので、これらを共有していくのがライター班の活動の楽しさでもあります!例えば、卒業生の学生時代、就職活動について詳しく取材したいスタッフもいる一方で、仕事についての思いを掘り下げたいというスタッフもいます。記事を書き進めていく中で、どちらの内容も入れつつ、話し合って焦点を決めています。
取材後はすぐに振り返りをします!基本的に活動日は週に1回なので、すぐにまとめないと忘れてしまいます。取材内容を正確に記事にするために、取材後にはメモを振り返って簡単にまとめています。
取材中には、相手への言葉の返し方を大切にしています。取材先の方は、質問への返答の他にも、たくさんお話ししてくださいます。そのお話の中に気になることがあれば、それに対して私たちの感想を述べつつ、さらに掘り下げることを意識しています。私たちの質問を押し付けるばかりでは、コミュニケーションとして成り立たないと考えています。しかし、ここが難しいところでもあります…。上手く返せないことも多いですが、こういった意識を持ちながら取材しています。
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取材後は、次のようなことを意識して記事を書いています!
・お話を伺った方の意図と変わらないようにすること
私たちの文章によって、相手が伝えたかったことが伝わらなければ、取材や記事の意味がありません。表現を少し変えたり、口語を文語に直したりすることはありますが、できるだけそのままの言葉で伝えられるように努力しています。
・文末表現や敬語など、文法的なこと
日本語はとても難しい言語です。特に敬語は、日本人でも難しいと感じる文法の1つです。また、助詞や助動詞の使い分けも難しく複雑です。例として、次の2つの文章を比べてみましょう!
①私は記事を書いた。
②私が記事を書いた。
どうでしょうか。②は「私」を強調しているように感じませんか?たった1文字の違いでもニュアンスが違ってくるのが日本語です。多くの人に読んでいただくために、正しい日本語を使って書けるように意識しています。
・複雑で長い文章にならないようにすること
長くて難しい文章だと読む気を失ってしまいますよね。実際、私も長い文章は苦手です。皆さんに最後まで楽しんで記事を読んでいただけるように、難しい表現や長い文章はできるだけ避けるようにしています。
学生広報スタッフが書いた記事は、私たちの判断だけで掲載することはできません。以下のような流れで広報戦略室の方の確認を経て、皆さんの元に届きます。
企画書作成→広報戦略室のチェック→承認が得られたら取材、初稿作成→広報戦略室のチェック→修正稿を書いて提出→広報戦略室のチェック→修正がなくなったら学生広報スタッフで最終確認→皆さんの元へ
いかがでしたか?1つの記事ができあがるまでに何度もやりとりをして丁寧に仕上げていきます。
今回は、学生広報ライター班の活動についてご紹介しました!皆さんの元に記事が届くまで、私たちはたくさんの時間と愛情をかけています。これからもぜひ、私たちライター班の書く記事を読んでいただけると嬉しいです!
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