いろんな人に出会い、文化に触れ、挑戦が怖くなくなった!
-ハワイ東海インターナショナルカレッジ短期語学研修プログラム-

工学部4年 梅田大輝さん
理学部3年 松元陽太さん
教育学部2年 由布桃子さん

国際
インタビュー担当

インタビュー担当の健児くんです。よろしくお願いします。

留学までの道のり:憧れのハワイへの留学

今回の留学について簡単に概要を教えてください

梅田さん:私たちは今年の2月に約2週間の「ハワイ東海インターナショナルカレッジ短期語学研修プログラム」に参加をしました。現地では大学内の寮で生活をし、私たち熊大生3名のほかに他大学の日本人学生13名と共同で生活をしました。

本語学研修に参加をしようと思ったきっかけはなんですか?

由布さん:小学生のころから英会話教室に通っており、もともと海外には興味がありました。ただ、最も大きなきっかけは、高校生の時にコロナウイルスが流行し、香港への修学旅行が中止になったことです。海外に行くことができると楽しみにしていた分、悲しかったですし、大学では絶対に海外に行きたいという気持ちになりました。

熊大には様々な語学研修先があると思いますが、ハワイにした理由は何ですか?

由布さん:私は教育学部に所属していますので、実習などの兼ね合いから留学できる期間が限られており、ハワイだと実習に大きな影響を与えず留学できたことが大きかったです。また、ハワイは私にとって憧れの場所でもあり、絶対に1回は行きたいと思っていたので、募集のメールをもらったその日に両親に相談しました。

松元さん:決め手は、数学を学ぶことができる留学だったからです。私は理学部に所属しており数学は得意ですので、これまでと違った視点から数学を捉えられるのではないかと思い、そこが魅力的だと思いました。また、私は熊大の短期語学研修に今回を含め3回参加したことがあり、それぞれの国で新たな発見ができますので、まだ行ったことのなかったハワイにしました。

語学学校での生活:英語だけではない!現地の文化を学ぶ

どのような授業を受けていたのか教えてください。

松元さん: 午前中はライティングやスピーキングなどの基礎的な英語の授業や確率統計学の基礎の授業があります。英語の授業では、将来の夢や週末に何をしたかなど毎日1人ずつ発表しなければなりませんでした。午後からはハワイの文化を学ぶ課外授業が行われます。

梅田さん:時には「ハワイで行きたい場所に実際に行ってください!」というようなユニークな授業があったり、現地の学生と映画を見に行ったりしました。

由布さん:フラダンスの授業なども楽しかったです!

授業の様子

課外活動で出会った現地の学生とは今でも交流は続いていますか?

由布さん:私は続いています。毎週金曜日の朝9時頃から30分間オンラインで現地の学生と交流をしています。この3人の中では私しか参加はしていませんが、同じ教育学部の友人なども誘って交流しています。

課題の量はどうでしたか?

松元さん:ほとんどありませんでした。ですので、負担なく留学生活を楽しむことができました。授業後に課題に追われることもなく、ワイキキビーチに出かけたりと日々の日常を楽しむことができました。

最も印象に残っている課外活動は何ですか?

松元さん:真珠湾を見に行ったことです。先生からは真珠湾に行く前に「敬意を持って行くように」と言われておりましたが、実際に真珠湾や亡くなった方々の慰霊碑を見て、日本人である自分たちが思っている以上に現地の人が感じている思い入れの深さを実感しました。

現地での生活:驚きと困難の中で

ハワイで驚いた文化や苦労した習慣はありますか。

梅田さん:まず驚いた文化はクレジットカードが予想よりも普及していたことです。例えば、フリーマーケットなどでもスマホで簡単に決済できたりするので、現金を使うことの方が少なかったように思います。次に、苦労した習慣はチップ文化です。ただでさえ観光地で離島でもあるハワイの物価は高いのに、現在は円安も重なっており、チップを払わなければならないのは大変でした。

良いと感じる習慣はありましたか。

梅田さん:障がいを持った方に配慮した文化は見習いたいと思いました。例えば、バスに乗った際に障がいを持った方が乗車すれば、どんなに混んでいてもみな当たり前に席を譲ります。そのような配慮が当たり前になっているのは優しい国だと思いました。

ハワイの方々の国民性はどうでしたか。

梅田さん:全体的にゆったりしている感じでした。留学前はそこまで感じませんでしたが、ハワイから帰国し、下通りに行った時に人々がサバサバしているように見えました。

フラダンスやレイ

留学での学び:挑戦さえすればなんとかなる!

本研修プログラムに参加をして良かったと思うことは何ですか?

由布さん:交友関係が広がったことです。留学先の皆さんと知り合えたことはもちろん、学部・大学を超えていろいろな人に出会えたことは一番大きいと思います。

留学先で出会った学生

本研修に参加するまでにしておくと良かったと思うことは何ですか?

由布さん:留学先のことを少しでも知っておくことです。歴史などを知っておくと、滞在中の観光もより深い学びがあると思います。あと英語の勉強はもちろん必要です。テキストの他にもリスニング力をあげるために毎日、映画や音楽を聴いて英語にふれていました。

本研修で学んだこと、得たことは何ですか?

由布さん:なんでもやりたいことはやってみるということです。入国審査など最初はとても怖かったですが、とりあえずやってみたことで、挑戦が怖くなりました。うまくいかないこともあるかと思いますが、今後もほかの大学へ短期留学するなどして挑戦し続けたいです。

梅田さん:思ったより自分でできることが増えていると知ることができました。一人で海外に行き、現地の人にわからないことを尋ね、英語で授業を受け、移動はバスを調べて乗るという生活に最初は不安でしたが、案外自分でもできるなと思いました。恐れずに挑戦する「積極性」は今後の生活にも活かしたいです。

松元さん:僕も案外やってみればどうにでもなることを学びました。例えば、毎回授業の最初にあったプレゼンでは、最初はなれませんでしたが、毎日していれば少しずつなれてきました。この経験から継続の重要性を学びました。

左から松元さん、由布さん、梅田さん